フルートはピアノと違い、持ち運びができる楽器なため、基本的にレッスンや本番のために自分の楽器を持って移動を行います。
また、フルートは比較的軽い楽器なため、持ち運びもしやすいと感じている方も多いかと思います。
思いがけぬ破損を避け、安全に運ぶためにしっかり持ち運び方についておさらいしていきましょう!
この記事でわかること
ケースの向きについて |
ケースに入っているフルートの持ち運び方 |
入れてはいけないもの |
移動時はこんなことに気をつけて! |
ケースの向きについて
まず、フルートはケースに入れた状態での持ち運びになります。
ケースにはこのようにフルートが入っているため、ここから蓋を閉めた状態が基本的な向きになります。
逆さまになっていたり、少しでも開いた状態は破損の原因になるため絶対に避けましょう。↓
(中身は空の状態で撮影しています)
ケースに入っているフルートの持ち運び方
フルートは基本的に、専用のケースカバーに入れたり、カバンやリュックに入れて持ち運びます。
どちらのパターンもケースの向きに注意しながら入れる必要があり、いずれもしっかりケースを閉めて逆さまの状態にならないように入れなくてはなりません。
カバンによっては縦に入れないと入らないものもありますが、その場合はケースの蓋がカバンの外側に向くように入れていれば大丈夫です。
入れてはいけないもの
専用のケースカバーやカバンに入れて持ち運びをするのであれば、他のものに入れても大丈夫なのではと思われるかもしれません。
例えば、自転車のカゴにカバンを入れる感覚で楽器も入れるというのは、たとえケースカバーやカバンに入っていたとしても、走行時の振動や衝撃で破損につながってしまうことがあるため、オススメできません。
キャリーケースに入れることも同様の理由で避けましょう。
なるべく自分の体に近い状態にしておくと思っておくことで注意しやすくなります。
また、ケースの状態で直接手に持って持ち歩くことは、落とす危険があるため、取っ手のあるものを除いてケースカバーやカバンにしまいましょう。
移動時はこんなことに気をつけて!
ケースカバーやカバンに入れていれば無敵!…ということはありません。
それらに入れて移動をする際も注意は必要です。
ぶつけることや落とすことは、たとえケースカバーやカバン越しでも衝撃が伝わり、破損につながります。
また、勢いよくドサッとカバンを下ろしたり、扉や駅の改札などで軽くぶつけてしまうことも注意しましょう。
いかがでしたか?
持ち運びの際の注意点を知っていれば、思わぬ破損を極力さけることができます。
決して神経質に抱き抱えて移動する必要はありませんが、安全に安心してフルートを演奏するためにも、今回の注意点をおさえて持ち運びましょう!
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