ピアノ演奏における爪の長さは?伸ばしていても大丈夫?
- フルート教室 黒田
- 4月11日
- 読了時間: 3分

ピアノを弾かれるみなさんは、先生に「爪は短くしましょうね」と一度は言われたことがあるかと思います。
果たしてピアノ演奏は短い爪の長さが大切なのでしょうか?
先に結論をお伝えしてしまうと、短い方が断然良いです!
では何故短くしないといけないのか…?
今回はそんな爪に関するお話しです♪
この記事でわかること
爪が長い状態とは? |
爪が長いとどうなるの? |
どこまで爪を短くする?爪切りのポイント |
爪が長い状態とは?

まず、爪が長いと言われる状態は、手のひらから手を見たときに、爪が見えていることを指します。
普通に生活する分には、この程度の長さで過ごす方は多いかもしれませんが、ピアノ演奏をする方にとっては十分長いと言えます。
爪が長いとどうなるの?

ピアノは指の腹から指先にかけて鍵盤を押すことが本来の形になるため、爪が長いと爪で鍵盤を押してしまったり、爪で滑って指の形が崩れてしまいます。
もちろん頑張れば演奏はできるかもしれませんが、弾きづらい上に正しい形を保てないため悪い癖が付いたりしてしまいます。
また、ピアノが上達してくると、音色の美しさも追求していくことになるため、より繊細なタッチが必要になってきます。
その時に爪が長いと、曲に合った音色が出せないことにも繋がります。
そして何よりも、爪が長いと怪我の恐れがあります。
演奏中に爪が鍵盤の間に挟まって、爪が割れたり剥がれたりなど…考えるだけで恐ろしいです😭
怪我をしてしまうと、ピアノどころか生活の中にも支障を来たしてしまうことがあるため、そういった点でも爪は短くしておくに越したことはありません。
どこまで爪を短くする?爪切りのポイント

爪は短くした方が良いということはこれまでの項目で述べましたが、果たしてどこまで切れば良いのでしょうか?
人にもよりますが、手のひら側から見たときに爪の白い部分が見えない状態が、爪が短い状態と言えます。
中には爪の白い部分が見えなくなるまで切る方もいますが、深爪になって痛みを訴える方も少なくないため、切り過ぎには注意です。(痛くならない方はOKです!)
また、爪切りの頻度は、4日〜1週間に一度切るのがちょうど良いですが、伸び具合によっては全ての指を一気に切らず、一部の指のみ切っても大丈夫です。

いかがでしたか?
爪を短く保つことで、日常生活だけでなくピアノ演奏の上達にも繋がります。
爪を切り忘れていてドキッとした方は是非これを機に爪を切り、あなただけの素敵な音色を探してみてください♪
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